2010年10月20日水曜日

いっかい死ぬ

大病をしたり大きな事故にあって生還すると、
好みがかわったり、生き方が変わったりすることをよく聞きます。

たしかに、来週の手術では体側を大規模に切り開くことになります。

そして、カラダの大事な部分が、本来自分のものではない人工物に置き換わります。

高度に個人的ですが、これほどの大事件で変化がないわけがありません。

昨日、友人SNさんからメールで
> 病気はシフトのときかもしれません。
> 一回死んだという感じで生まれ変わるんだろうね。
と、いただきました。

実際、心臓もどれくらいの時間かいったん止めることになりますので、
一時的とはいえ、一回死ぬのも同然です。

今年の春に入院したときにも、変化はありました。

退院後半年の間にいろんな気付きもありました。

でも、そんな変化や気付きでは足りなかったということかもしれません。

なんとかは死んでも治らない、といいますが、
今回、死ぬほどの人生の流れの断絶を体験するにあたり、
変化や気付きに 抗わず、素直に受け止めていくのがいいのかな、と思っています。


ところで、心臓が止まっている間は、臨死の状態になるのでしょうか。

ちょっと興味深い、と言ったら不謹慎かな。

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