2010年10月25日月曜日

心臓カテーテル検査

昼前から検査用に点滴(ラクテック注500mL)をし、
車椅子で検査室へ向かうということなので、
どんなたいそうな検査かと少しだけワクワクしていました。

検査室に入ると、明らかに心電図とかの検査室とはちがう、
どちらかというと手術室のような部屋です。

スタッフがドクターを含め6~7人おられ、ものものしいなと思っている中、
スタッフのかたは、他の検査室よりもキビキビ働いておられる感じです。

幅のせまいベッドの横には6面の大型液晶パネルがあり、
グラフ用とか画像用とかあるのでしょう。

ベッドに横たわると、カテーテルを入れる右腕を消毒・麻酔されました。
体の上から「消毒された大きな紙」を被せられ、手術かと思うほどです。

右腕のひじの内側の動脈から針が入れられたようですが、もう何も感じません。

そうこうしているうちに、モニターにX線の画像が映りました。
当たり前といえばそうですが、私の骨や、動いている心臓の形が分かります。
先の曲がった細い針金が入って行く様子も映っています。

グラブは、私の脈や血圧をモニターしているようです。
脈に合わせて電子音もしています。

「造影剤が入りますよ、少し熱く感じますよ」
「息を吸ってーー、止めて」
と言われた次の瞬間、モニターの私の心臓の周りの血管(冠動脈)に
造影剤が流れ込み、血管の形があらわになります。
同時に、のどの辺が、少しカッと熱く感じます。
「はい、ラクにしてください」

「息を吐いてーー、止めて」・・・というのもあります。
ちょっと苦しいです。

1度撮影すると、すぐにモニタで確認しているようです。
動画です。


ドクターが(おそらく)技師さんに何か指示をだしています。
ベッドの上の私は少々不安です。

指示で息を止めていると、造影剤の注入に合わせて
カメラ部分が動いていきます。

ドクターは、カメラアクションを付けていたのでした。。

モニタで確認すると、なるほど、大動脈の中の流れの様子を
カメラが追っていて 詳しい流れが、よくわかりそうです。


はじめから何カットも撮りました。静止画があったのかわかりません。


右腕の血管から針が抜かれ、その後は止血のために
ビニール風船のようなものを血管のその部分にあてがい、
そこに空気を注入して圧迫する式のものつけられ、
さらに腕の曲がりを固定すべく、ギブスのようなものを
装着されました。


こんな検査は初めての体験でした。

数時間あと、主治医から、廊下で呼び止められ、
この検査の結果は問題なかった
との所見をいただきました。

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